こんにちは!やこです。今回は大学に提出する志望理由書の具体的な書き方のポイントを解説していこうと思います。
大学に合格できるような立派な内容の志望理由書を書きたい!!
以上のような要望を持つ方はこの記事が参考になるはずです!!
- 志望理由書とは?
- 事前準備 自分の将来の目標を見つけよう
- 志望理由書を書く際の3つのポイント
- ポイント3つを意識した例文
- 自分で書いた志望理由書を学校の先生などに添削してもらおう
- まとめ
なお、著者(やこ)は大学を受験する際にいくつかのポイントを意識した志望理由書を書いて、無事大学に合格することができました。今回はそのポイントについて詳しく解説していきます!!
では、さっそく解説していきましょう!
志望理由書とは?
志望理由書は大学の受験で合格の一つの判断材料となる重要なものです。志望理由書がきちんと書かれているかそうでないかで合否が決まってしまう可能性もあります。
今回は志望理由書を書く必要がある受験生に向けて合格できる志望理由書の書き方のポイントをいくつか解説していきます!
今では、推薦入試やAO入試だけでなく一般入試を受ける人でも志望理由書を書く必要がある大学がかなり増えてきているよ!
事前準備 自分の将来の目標を見つけよう
自分の将来の目標がみつからない人へ
志望理由書を書く際は自分の将来の目標やその目標ができたきっかけなどを書いて、自分が志望している学校に入りたいという意思を言葉として明確に伝えなければなりません。
しかし、自分の目標や経験が思いつかないという方もいると思います。そんな方には「自己分析」をしてみるのがおすすめです。
自己分析とは、自分の特徴や性格、価値観などを客観的に捉えることです。
自己分析は志望理由を書く際にとても役に立ちます。自己分析をすることで自分の性格、特徴を掴めるので、「自分がどういう人間かそしてどういう人間になっていきたいか」などを知る手がかりがみつかるからです。
自分の目標が見つかってない人は「自分がどういう人間に将来なりたいか」というビジョンが見えていません。ビジョンを見出すためには、自分の性格から自分のやりたいこと、達成したいことをみつけていくしかありません。そしてそれを行っていく作業が自己分析というわけです。
補足
自己分析は志望理由を書くだけでなく、様々な場面で役に立つスキルです。就活や何かの試験の面接などで自己PRをする際にも自己分析をすることで、自分をPRする材料を具体的で説得力のあるものにできます。
今だけでなく、将来にも役立つスキルなどでしっかりとこの際に自己分析のやり方を覚えておきましょう!
自己分析のやり方
自己分析のやり方はとても簡単です。なぜなら、自己分析は自分を客観的に見て自分の目指したい目標を理解さえすればいいからです。
なのでシンプルに「身近な人に自分の性格や長所短所などを聞いてみる」などでもいいし、身近に頼れる人がいないのであれば「ネットなどにある自己分析ツールやアプリを使う」という方法でも自己分析と言えるでしょう。
もちろん自分で自分の性格や特徴を考えだして、それを表などにまとめるというのもありだけど、やっぱり他人から自分の性格を聞く方が客観的だし、自分の気づけなかった所も気づけるのでお勧めだよ!
自己分析をすることで、自分の目標や将来やりたいこと(目標)が見つけられたらいよいよ実際に志望理由を書いていきましょう。
志望理由書を書く際の3つのポイント
ポイント1 結論(志望理由)から先に述べよう
いよいよ、実際に志望理由書を書く際のポイントを解説していきます。
まず一番最初にあなたの志望する大学に入りたい理由を簡潔に書いてください。いきなり、自分の過去の体験談や経験、目標などを書くのは基本NGです。
まずは相手が一番求めている内容を先に書きましょう。そうすることで相手にも読みやすい印象を与えられます。
志望理由書で一番求められているのは当然志望理由だよね!だから志望理由をまずは一番最初に書くべし!具体的な説明は後からでOK!
ポイント2 自分の目標のきっかけを書こう
次に事前準備で考えてもらった自分の将来の目標を具体的に書いていきましょう。
自分の目標をただ説明するだけでなく、目標を目指すようになったきっかけなどとあわせて書くとよりグッドです!
目標を目指すきっかけを書く際は、自分が経験したエピソードを盛り込むことが大事です。
例えば「海外で仕事をしたい」という目標の場合、「海外旅行に行ったとき日本とは違う魅力にひかれて、海外で仕事してみたくなった」、「外国人と友達になったことで海外で働くことに興味が出た」など自分の経験したエピソードを入れることでより自分の目標を目指すようになったきっかけを明確に伝えることができます。
ポイント3 最後に、「なぜその大学がよかったのか」、そして「その大学で何をしたいか」を書こう。
簡単な志望理由と目標のきっかけを書いた後は、あなたが志望する大学のどういう特徴が自分にとって魅力的なのかを書いていきましょう。大学の特徴を述べる際には、あなたの志望する大学ならではの特徴を述べましょう。
具体的には自分の志望する大学ならでは制度や学部、教育方針などを述べるといいよ!
大学のどういう特徴が自分にとって魅力的なのかを書いたら、最後に自分が志望する大学に入学したらどういうことを頑張っていきたいかを書いていきます。
志望理由書の最後には、やはり入学した後にやりたいことを書くのが一番好印象を持たれます。
どのでも「積極性」が重宝されます。志望理由書の最後に自分が頑張っていきたいことを書いておくと、「積極性」をアピールするチャンスにもなるし、あえて最後に書くことで「積極性がある」という印象をより持たせられます。
ポイント3つを意識した例文
今回述べた3つのポイントを意識した例文を一つ作ってみました参考にしてください!
例文
「海外で活躍する仕事に就きたい」という目標を持った生徒の志望理由書
私は、将来は国際社会で活躍できる人材になりたいと考えており、貴学を志望しました。
(ポイント1)
私は幼い頃から海外に興味があり、高校では英語部に所属して英語を学びました。また、交換留学にも参加して、現地の学生と交流する機会を得ました。これらの経験を通して、私は異文化理解の重要性を学び、国際社会で活躍できる人材になりたいと思うようになりました。
(ポイント2)
貴学は、国際社会で活躍できる人材を育成することに力を入れている大学であると知りました。また、貴学にはさまざまな国際交流プログラムがあり、世界中の学生と交流する機会が豊富にあります。貴学に入学し、国際社会で活躍するために必要な知識と経験を身に付けたいと考えています。(ポイント3)
この例文では今回紹介した3つのポイントが使用されています。
まず「将来は国際社会で活躍できる人材になりたいと考えており、貴学を志望しました。」という簡単な志望理由を一番最初に述べるのがポイント1です。相手が一番知りたい内容を一番最初に書くことで見やすさとわかりやすさの印象を与えることができます。
次に具体的なエピソードを交えて自分の目標を持ったきっかけを説明しています(ポイント2)。「高校で英語部に所属していた」「現地の学生と交流した」などの体験談を述べることで目標のきっかけを明確に伝えることができます。
最後にその学校ならではの特徴と入学したら何をがんばっていきたいかなどの説明しています(ポイント3)。例文では「国際社会で活躍できる人材を育成することに力を入れている大学である」という学校独自の特徴を述べ、最後に「貴学に入学し、国際社会で活躍するために必要な知識と経験を身に付けたい」という感じで入学後に頑張りたいことを書いて、「積極性」をアピールしています。
3つのポイントを意識することで、良い印象を与えられる志望理由書を書けるようになります。ぜひこの3つのポイントを意識して志望理由書を書いてみてくださいね!
自分で書いた志望理由書を学校の先生などに添削してもらおう
志望理由書を自分で書いたら、学校の先生や塾の先生などに添削してもらいましょう。
自分の基準だけで志望理由書を書いてしまうと、主観的な文になってしまうので客観的に文を書くためにも、志望理由書などに精通している塾の先生や学校の先生と一緒に志望理由の内容を考えてみるのも全然アリです。
誰かに添削してもらうことで、自分では気づけなかった意外な発見があるかも!ぜひ他人の力を借りてみよう!
まとめ
今回は志望理由書の書き方とそのポイント3つを解説しました。
志望理由書は大学の合否に関わる重要な書類です。
志望理由書をきちんと書くことで相手に自分の印象を良く見せることができます。
志望理由書をきちんと書いて、受験で合格を勝ち取りましょう!
また、他にも受験に役立つ情報を提供しているので是非そちらチェックしてみてください!!