んにちは!今回は高校化学の有名参考書「物理重要問題集」の解説をしていきます!
物理重要問題集はどれくらい難しいの?
物理重要問題集でa問題だけやるのはあり?
以上のような疑問をこの記事で解決します!
当ブログの著者は通信制高校から独学で大学受験を決意して、受験期では参考書を100冊以上を読破し、第一志望校に合格することができました。
この記事では「物理重要問題集」について、僕が実際に使用した体験談も交えて解説していきます。
同シリーズ「数学重要問題集」、「化学重要問題集」の解説はこちらから↓。
物理重要問題集のレベル、特徴は?
物理重要問題集のレベル
物理重要問題集は主に大学受験対策として使われている有名な化学の参考書であり、毎年出版されています。
なぜ毎年出版されているのかというと、最新の大学入試の過去問を掲載させるためです。2023年11月現在では新課程2024年度版が発売されているので購入を希望されている方はそちらを購入してください。
では、そんな「物理重要問題集」のレベルはどのくらいなのでしょうか?
物理重要問題集のレベルは「MARCH~早慶レベル」で旧帝大の物理には少し足りないくらいです。地方国公立などはこの問題集のみで十分でしょう(化学や数学の重問も同じくらいの難易度です)。
セミナー物理や物理のエッセンスなどで基礎を固めた人の次の参考書としてはとてもお勧め!自分も実際に物理のエッセンスからこの参考書に入ったよ!
物理のエッセンスの解説はこちらから↓。
物理重要問題集の特徴
物理重要問題集には問題の難易度ごとにA,Bと2段階に分類されています。A問題の方が簡単で、B問題はすこし難易度が高いです。
また、一番最新の新課程2024年度版は全部で18の章で分けられており、章一覧は以下の通りです。
第何章 | 物理基礎・物理 | 内容 |
---|---|---|
1 | 物理 and 物理基礎 | 等速直線運動 |
2 | 物理 and 物理基礎 | 力とつりあい |
3 | 物理 and 物理基礎 | 運動の法則 |
4 | 物理 and 物理基礎 | 抵抗力を受ける運動 |
5 | 物理 | 運動量の保存 |
6 | 物理 | 円運動・万有引力 |
7 | 物理 | 単振動・単振り子 |
8 | 物理基礎 | 温度と熱量 |
9 | 物理 | 気体分子の運動と状態変化 |
10 | 物理 and 物理基礎 | 波の性質 |
11 | 物理 and 物理基礎 | 音波 |
12 | 物理 | 光波 |
13 | 物理 | 静電気力と電場 |
14 | 物理 | コンデンサー |
15 | 物理 | 直流回路 |
16 | 物理 | 電流と磁場 |
17 | 物理 | 電磁誘導 |
18 | 物理 | 交流回路 |
19 | 物理 | 電子と光 |
20 | 物理 | 原子と原子核 |
21 | 物理 and 物理基礎 | 考察問題 |
全部で21章あるので非常に多い問題が多いですが、この一冊をやりきれば高校物理のほとんどの問題を解くことが可能になるでしょう。
時間がかかると思うから高2のうちからやっておくのもありだね!
A問題だけやるのもアリ?
先ほども説明した通り、物理重要問題集にはA問題、B問題と問題が分かれています。
A問題は「入試標準レベル」の問題が多く、B問題は「難関入試レベル」の問題が多い印象です。
そして、物理重要問題集を使っている人の悩みとして、
物理重要問題集のA問題だけやるのもあり?
結論から言うと、あなたの目指す大学のレベル次第です。
A問題だけで十分に合格を達成できるのはMARCHよりも下のレベルの大学でしょう。偏差値で言うと60くらいまでならA問題のみでも十分だと思います。しかし、それ以上のレベル(早慶・地方国公立・MARCH・医学部・旧帝大)などはB問題までしっかり取り組むべきです。
化学や数学の重問でも同様のことが言えるよ!
新課程版と去年の2023年度版の違いは?
物理重要問題集は、僕が受験生の時は2023年度版が一番最新でしたが、今はもうすでに新しいのが出ているようです。
それがこちらの2024新課程版です。
では新課程版と今までの旧課程版の違いについてなのですが、実はほとんどありません。
数学などは新たに数Cが追加されたりなど、大きな変更があったのですが物理に関しては新課程でもほぼ変化がありません。
ですので新課程版でも旧課程版でもどちらを使ってもあまり問題はないと思いますが、最新の傾向を把握しているという利点がある新課程版の重問を買うべきだと思います。
物理重要問題集が終わったら?
次に重要問題集が終わったら何をすべきかについて簡単にお話しします。
重要問題集が終わったら、、自分の受験する大学の過去問(赤本)を解くことを始めましょう!
赤本を使って過去問を解いてみよう
重要問題集を終えたら基礎的な物理の実力がついているはずなので、自分の受ける大学の物理の過去問を解いてみることをおすすめします。
過去問を解いてみると、自分はどの物理の単元が苦手なのかを改めて知ることができるし、自分の実力と受験する大学の入試レベルとの差も知れる機会となります。
過去問を解く際はぜひ「赤本」を使って解いてみてください!「赤本」シリーズは多くの種類の大学の過去問を取り揃えているので、自分の受験する大学の赤本もあるはずです!
大学入試の過去問集「赤本」の使い方はこちらから↓。
進路に迷っている高校生へ
将来の夢や目標が明確なら、行きたい大学も明確で迷いも少ないでしょう。
でも、多くの高校生が、「何に興味があるかわからない」「この大学を卒業したらどんな仕事に就くんだろう?」「自分に合った大学はどこだろう?」と悩みを抱えています。
そんな方はぜひ様々な大学や専門学校の資料やパンフレットに目を通しておくのをお勧めします!
パンフレットや入学案内には、以下のような情報が掲載されています。
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- 大学の概要・理念
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- 学部・学科のカリキュラム
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- 入試情報
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- 卒業後の進路
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- キャンパス情報
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- 学費・奨学金制度
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- オープンキャンパス情報
これらの情報を読み込むことで、それぞれの学校の特色や強みを比較検討することができ、自分の興味がある学校が見つけられます。
また、オープンキャンパスに実際に足を運ぶ際の参考にしたり、志望校選びを絞り込む際の材料としても役立ちます。
ですのでぜひ自分の将来のためにも興味のある大学や専門学校のパンフレットを集めておきましょう!!
資料請求はぜひ「スタティサプリ」をご利用ください!「スタディサプリ」ではほぼすべての大学、専門学校のパンフレットを無料で取り寄せることができます。
直接大学などにいかなくても、ネットからパンフレットを無料で取り寄せられるのがスタサプの魅力だよ!!
また、現在(2024年4月時点)10校以上のパンフレットを取り寄せると高校生限定で図書カード1000円分を無料でもらえるのでぜひ資料請求をしてみてください!!
「スタサプ」の資料請求はこちらから!
図書カード1000円分なら参考書も一冊買えそうだよね!!
まとめ
今回は物理の参考書「物理重要問題集」についての解説でした!
重要問題集は問題数も多く、良問ぞろいなのでぜひ使ってみてください!
このサイトでは他にもさまざまな参考書の情報を掲載しているのでぜひご覧ください!