【わかりにくい?】鎌田の有機化学が難しいといわれている理由を徹底解説!

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こんにちは!今回は有機化学の代表的な参考書「鎌田の有機化学」について詳しく解説していきます!




学生さん
学生さん

鎌田の有機化学ってどんな参考書?
鎌田の有機化学は難易度高めの参考書なの?




以上のような疑問をこの記事で解決します。




当ブログの著者(やこ)は通信制高校から独学で大学受験を決意して、受験期では参考書を100冊以上を読破し、第一志望校に合格することができました




この記事では「鎌田の有機化学」について、僕が実際に使用した体験談も交えて解説していきます。













鎌田の有機化学のレベルは?いつからやるべき?

鎌田の有機化学とは

「鎌田の有機化学」は有機化学の参考書の中でも代表的な参考書で多くの受験生に使用されています。





「鎌田の有機化学」は主に大学入試対策向けの参考書で同シリーズに「鎌田の理論化学」、「福間の無機化学」などがあります。



この「鎌田の有機化学」とはいったいどんな参考書なのかを次の項から詳しく見ていきましょう!







鎌田の有機化学のレベル

まず最初に鎌田の有機化学のレベルについて解説します。



鎌田の有機化学のレベルは「日大~MARCH・地方国公立」レベルと言われています。




偏差値で言うと大体65くらいまでは対応可能です。旧帝大や難関医学部を受験される方にはちょっと足りない印象があるくらいです。また、日大レベル以上からが対象となる参考書なので、ある程度有機化学の基礎知識を理解していないとちょっと読みにくい参考書とも言えます。




やこ
やこ

有機化学を触れたことある人ならばめちゃくちゃ為になる参考書だし、有機化学の全貌を知れる良書だよ!




僕も有機化学を「セミナー化学」などの基礎知識を学べる参考書を読んでから「鎌田の有機化学」を読み始めました。




セミナー化学は理論、無機、有機の問題講習ができ、基礎知識も学べるとてもいい参考書ですよ!教科書で学んだあとの知識確認にベストな参考書とも言えます!












いつからやるべき?

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では鎌田の有機化学はいつからやるべきでしょうか?



私の結論としては、鎌田の有機化学をやる時期は無機、理論の学習が終わってからだと思います。



そもそも、有機化学自体が理論、無機化学を理解している前提の学問なので「鎌田の有機化学」も無機、理論を知ってから読み始めるのが一番いいでしょう。



有機、無機、理論の違いに関してはこの記事から確認してください↓。


【高校化学】初心者でも簡単に学習できる化学のおすすめ参考書を紹介!
この記事では高校化学を初めて学習する方でも簡単に理解できる化学の参考書を紹介しています。1冊目 初学者でもすらすら理解できる!「宇宙一わかりやすい高校化学」シリーズ・2冊目 化学の計算がわかるようになる!「化学計算の考え方 解き方」・3冊目 網羅系問題集の王道「化学 入門問題精講」









鎌田の有機化学が「難しい」や「わかりにくい」といわれている理由

ここでようやく今回の本題に入るわけなのですが、鎌田の有機化学はよくこんなことが言われています。



学生さん
学生さん

鎌田の有機化学ムズすぎる・・・・



そう、鎌田の有機化学は良書であるのにも関わらず「難しい」「わかりにくい」などと言われています。


実はこのように言われている理由は本が原因ではなく、読者自身の実力に原因があると思います。



単に、「鎌田の有機化学」を読むレベルに達していないだけです。


少々きついことをいってしまいましたが、「鎌田の有機化学」をしっかりと理解したいのであれば、前提知識である理論化学や無機化学の知識をもう一度復習してみてください。意外と知識が抜けていたりします。



そして、しっかりと復習した後にもう一度「鎌田の有機化学」を読んでみてください。そうすると、前より理解できる箇所が増えているはずです。



鎌田の有機化学は僕も最初は読むのに苦労しましたが、理論や無機の復習をきちんとすればかなりスラスラ読めるようになりました。







鎌田の有機化学の使い方

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難易度も高く初心者には難しい「鎌田の有機化学」ですが、しっかりと理解できるほどの知識をつけた人であれば、有機化学の実力を確実に上げてくれる参考書になります。


ここでは、そんな「鎌田の有機化学」の使い方を解説していきます。




鎌田の有機化学の使う際のポイントは主に2つあります。



  • ポイント1 必須問題はまずは理解が最優先
  • ポイント2 別冊を活用しよう



では2つのポイントを順番に解説していきます。



ポイント1 必須問題はまずは理解が最優先

鎌田の有機化学は基本的に解説メインの参考書で問題講習はそこまで量は多くないのですが、「必須問題」という各章で習った知識を確認できる練習問題が掲載されています。


でもその「必須問題」は旧帝大、MARCHなどの過去問から選抜されていて、問題の難易度もめちゃくちゃ高いです。



ですので、必須問題に関しては初見で解けなくてもいいのでまず問題がどういう過程この答えになるのかというのをしっかりと理解しましょう。旧帝大やMARCHは難しい問題ばかりですが、良問が多く、問題の過程を理解するだけでもかなりの勉強になるはずです。




やこ
やこ

自分も最初は必須問題を全然解けなかったので、問題を理解することだけに集中してたよ!そのおかげで2週目、3週目は解説を見なくても問題を解けていたよ!





ポイント2 別冊を活用しよう

有機化学は主に構造決定という物質を構造する要素を特定するような問題がよく入試でも出題されます。



鎌田の有機化学の別冊ではその構造決定の問題に役に立つ知識がたくさん詰まっています。ぜひ構造決定問題を得意にするために別冊も読んでみてくださいね!




また、有機化学は正しい勉強法を知って、学習を進めることが大切です。以下の記事では有機化学の勉強法を解説しているのでぜひご覧ください!



【高校化学】有機化学とは?詳しい勉強法やおすすめの参考書なども解説
この記事では、有機化学を初めて学ぶ方にもわかるように有機化学の勉強内容や学習法について詳しく解説しています。また有機化学をスムーズに学習することができるおすすめの参考書をレベル別に紹介しているのでぜひこの記事を活用してください。






進路に迷っている高校生へ

将来の夢や目標が明確なら、行きたい大学も明確で迷いも少ないでしょう。

 

でも、多くの高校生が、「何に興味があるかわからない」「この大学を卒業したらどんな仕事に就くんだろう?」「自分に合った大学はどこだろう?」と悩みを抱えています。



そんな方はぜひ様々な大学や専門学校の資料やパンフレットに目を通しておくのをお勧めします!



パンフレットや入学案内には、以下のような情報が掲載されています。



    • 大学の概要・理念

    • 学部・学科のカリキュラム

    • 入試情報

    • 卒業後の進路

    • キャンパス情報

    • 学費・奨学金制度

    • オープンキャンパス情報

 

これらの情報を読み込むことで、それぞれの学校の特色や強みを比較検討することができ、自分の興味がある学校が見つけられます。

 

また、オープンキャンパスに実際に足を運ぶ際の参考にしたり、志望校選びを絞り込む際の材料としても役立ちます。



ですのでぜひ自分の将来のためにも興味のある大学や専門学校のパンフレットを集めておきましょう!!



資料請求はぜひ「スタティサプリ」をご利用ください!「スタディサプリ」ではほぼすべての大学、専門学校のパンフレットを無料で取り寄せることができます。

 

やこ
やこ

直接大学などにいかなくても、ネットからパンフレットを無料で取り寄せられるのがスタサプの魅力だよ!!




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やこ
やこ

図書カード1000円分なら参考書も一冊買えそうだよね!!

まとめ

今回は有機化学の参考書「鎌田の有機化学」についての解説でした!

 

鎌田の有機化学は有機化学の本質をしっかりと理解できる良書なのでぜひ使ってみてくださいね!




また、同シリーズ「鎌田の理論化学」についても解説しているので気になる方はぜひご覧ください!




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